注入療法(ヒアルロン酸,ボツリヌストキシン療法,エランセ,ベビーコラーゲン)
ヒアルロン酸
さらさらのヒアルロン酸を架橋して、硬くしたものを注入します。皮膚や組織を持ち上げる作用があるので、刻まれたほうれい線に注入すると持ち上がり、ほうれい線が目立たなくなります。
最近では、直接しわに注入するというより、顔全体を持ち上げる、ヒアルロン酸リフトをいう注入方法もあります。年齢を重ねると、骨や組織が萎縮してきて、ボリュームがなくなり、ハリがなくなり、そのため皮膚が垂れ下がったように見えます。ボリュームがなくなった部位に、ヒアルロン酸を注入することにより、皮膚の垂れ下がりも持ち上がり、若々しく見えます。
注入部位により、製剤やヒアルロン酸の硬さを変えて、注入します。硬さと自然に仕上がることをしっかり検討し、当院ではフランス製のSTYLAGEと韓国製のNeuramisを採用しています。注入部位によって、適切なヒアルロン酸を選び、注入しています。
ボツリヌストキシン
ボトックスという呼び方のほうが、なじみがあるかもしれません。注射することで、筋肉の動きを弱めることができます。眉間に注入すると、眉間の縦しわが目立たなくなります。額に注入することにより、額の横ジワが目立たなくなります。目じりのシワも同様に目立たなくなります。ガミースマイルの矯正、顎のうめぼしシワ、脇汗にも効果があります。
当院では業界最先端技術、液体のボツリヌストキシン(INNOTOX)を使用しています。今までは粉になっているボツリヌストキシンを、生理食塩水で溶かして使用していましたが、どうしても効果に多少誤差が出ました。液体のボツリヌストキシンは溶かす必要がないため、効果の誤差が出にくくなりました。また、INNOTOXはヒト血清アルブミンが入っていないため、良質で安全性が高い製剤となっています。
エランセ
溶ける糸を液体にした注入剤で、皮膚にハリを出します。顔の皮膚全体に薄く注入することで、年齢を重ねて萎縮してしまった肌や組織を、よみがえらせることが出来ます。額、目の下、頬に入れることで、若いころのハリのある肌を手に入れることが出来ます。
ベビーコラーゲン
コラーゲン注入の歴史はヒアルロン酸より古く、年齢とともに減少していく肌のコラーゲンを、注入することで補います。ヒアルロン酸では入れられない目の下にも注入できるのが利点です。注入を繰り返すことで、自分のコラーゲンも増えることが証明されています。
※2007年から注入を行っております。注入製剤も新しいものが次々と出てきて、消えてなくなった注入製剤もあります。当院では流行に踊らされず、効果安全性をしっかり確認した上で、注入剤を選んでいます。
注入部位や効果で注入剤を選択しますので、先ずはカウンセリングからお受け下さい。
料金表
- ヒアルロン酸 1本 ¥88,000
- ボツリヌストキシン注射 1単位 ¥1,650
- エランセ 1本 ¥88,000
- ベビーコラーゲン 1本 ¥99,000