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目の治療

上まぶたの治療

重瞼術

①埋没法

糸で二重を作る方法です。手術当日は、まぶたには小さい穴が4か所開きますが、数日後にはほとんどわからなくなります。抜糸も要りませんし、ダウンタイムも短くてすみます。欠点として、糸で止めているだけなので、数年してくると、緩んできたりして、二重のラインが消えてくることがあります。3年から10年ごとに再手術が必要なこともあります。

②部分切開法

一部皮膚を切開して、糸で止めるので、埋没法より二重のラインは長持ちします。ただ、切開部分に二重の緊張がかかるので、切開部分の線が目立つこともあります。また、瞼が厚い方は、そこから、眼窩脂肪を切除することが出来ます。

③全切開法

切開法なので、余剰皮膚も必要があれば切除できますし、まぶたが厚い方は眼窩脂肪も除去できます。二重のラインも半永久的になります。(※まぶたが厚い方は、それでも二重のラインが定着しにくい方はおられます。)

眉下切開法

眉下の皮膚を切開することで、皮膚のたるみをとるまぶたの若返りの手術です。ダウンタイムが比較的少なくて済むのが特徴です。

眼瞼下垂

眼瞼下垂とは、眉毛を上げないと、まぶたの上縁が瞳孔にかぶってしまう病態のことを言います。

分類
  1. 皮膚性の弛緩
  2. 後天性
  3. 先天性
① 皮膚性の弛緩

①加齢により、皮膚の弛緩がひどく、瞼の上まで皮膚が垂れてきて、目が開きづらくなることで、皮膚を切除することで、その病態は改善されることが多いです。
皮膚切除を二重のラインでするか、眉下でするかで、ダウンタイムが大きく異なります。軽度の場合は、二重のラインで皮膚切除が出来ますが、重度の場合は眉下切開が必要となります。

②後天性

②加齢によりまぶたを上げる挙筋が、瞼板から外れるか、伸びきってしまうことにより起こります。軽度の場合は切らない眼瞼下垂手術が可能となります。瞼の裏から、ミューラー筋と挙筋を瞼板に縫い縮める方法です。程度がひどいと切開法となります。皮膚切開し、挙筋を同定し、再度瞼板に縫いつける手術となります。

③先天性

③先天性の場合は、そもそもまぶたを上げる挙筋機能がない、あるいは弱いので、大腿筋膜を移植して、挙筋の代わりをしてもらいます。

診断について

診断は眉毛が上がらないように固定した状態で、目を開けて頂き、黒目の中の黒目(瞳孔)に上まぶたがかかるようであれば、眼瞼下垂の診断がつきますので、保険適応での手術が可能です。お気軽にご相談ください。

下まぶたの治療

下眼瞼経結膜脱脂

下まぶたが、脂肪で飛び出している方に適応の手術となります。下眼瞼の粘膜から切開するので、皮膚表面に傷が出来ないのが利点です。ただし皮膚の調整が出来ないため、皮膚のたるみが強い方はお勧めしません。比較的若い方が適応の手術になります。

ハムラ法

下まぶたの脂肪が出ていて、さらに皮膚のたるみもある方が適応となります。下まぶたのまつげの下を切開し、出ている眼窩脂肪を、凹んでいる溝に移動する手術になります。

料金表

上まぶた

二重 埋没法(2点) 片目 ¥77,000
両目 ¥132,000
二重 部分切開法 片目 ¥110,000
両目 ¥198,000
二重 全切開法 片目 ¥165,000
両目 ¥264,000
上眼瞼脱脂(部分切開と全切開で) 片目 +¥44,000
両目 +¥88,000
たるみ取り 上まぶた(上眼瞼余剰皮膚切除術) ¥330,000
眉毛下切開術 ¥330,000
眼瞼下垂手術(非保険適応) 片目 ¥220,000
両目 ¥440,000
切らない眼瞼下垂手術(非保険適応) 片目 ¥165,000
両目 ¥308,000

下まぶた

下眼瞼経結膜脱脂 片目 ¥110,000
両目 ¥220,000
ハムラ法 ¥440,000

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