ほくろ・粉瘤・その他皮膚腫瘍
ほくろ
ほくろは、色素性母斑と呼ばれる良性の皮膚腫瘍です。大きさは様々で、色は褐色や黒色をしています。やや大きめのものは黒あざとも呼ばれます。
ほくろが、急に大きくなる、炎症を起こして赤くなる、出血するなど変化があった場合は、悪性黒色腫の可能性があるので、早めに受診してください。
4mm以下のほくろはレーザーで切除(自費診療)可能ですが、4mmを超えると、メスで切除した方が、術後の傷は目立ちにくくなります。レーザーやメスで切除するのに抵抗がある方は、自費診療にはなりますが、削らずにレーザーを照射し、徐々に色を薄くする方法もあります。
悪性を疑う場合は、切除した組織を病理検査に提出致します。
粉瘤
皮膚上皮細胞に裏打ちされた、袋構造を持つ腫瘍が皮膚にできることがあります。袋の中に、皮膚の垢を溜めていくので、徐々に大きくなっていきます。また、皮膚とつながっていること多いので、感染を起こすことがあり、赤くはれて気付くこともあります。小さければくりぬき法で切除できますが、大きくなると切除した方が、再発なく、きれいに治ります。
その他皮膚腫瘍
クリニックでのご相談が多いのは、脂肪腫、黄色腫、脂腺母斑などです。
関連提携病院もございますので、画像診断も可能です。診察だけでも可能ですので、お気軽にご相談下さい。