あざ
青あざ:太田母斑、異所性蒙古斑
皮膚の深いところ(真皮)に、存在しないはずのメラノサイトが存在することで、青いあざに見えます。複数回のピコレーザー(エンライトン)治療で良くなります。異所性蒙古斑は太田母斑よりさらに皮膚の深いところにあるので、治療が難しいこともあります。
茶あざ:カフェオレ斑、扁平母斑、ベッカー母斑
茶あざはレーザー治療(エンライトン)しても、5人に1人は良く効きますが、再発してしまうことが多いと言われています。再発する可能性が高いので、小さい範囲での治療から始めます。
赤あざ:単純性血管腫、血管拡張性肉芽腫、老人性血管腫
単純性血管腫
単純性血管腫は、赤に効果のあるレーザーで治療しますが、反応が悪いものもあり数回治療して良くならない場合はレーザー治療の限界と考えて頂き、治療を中止します。
血管拡張性肉芽腫
血管拡張性肉芽腫はステロイド外用やステロイド注射で効果ある場合もありますが、難しい場合はCO2レーザーで削ったり、凍結療法をしたりすることもあります。
老人性血管腫
老人性血管腫は、年齢とともに皮膚が薄くなり、首や体幹部にできることが多いです。見た目が気になるようでした、レーザーで治療することが可能です。